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54件の議事録が該当しました。

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1996-07-12 第136回国会 衆議院 厚生委員会 第31号

松村参考人 当時、私ども加熱製剤を急いでつくろうというそういう認識と、先ほどの、大したことないということではありませんけれども、先ほどの認識と食い違うというお話かもしれませんが、私どもは、加熱製剤承認を進めるという、できることはとにかく一生懸命やろう、こういう認識でございました。

松村明仁

1996-07-12 第136回国会 衆議院 厚生委員会 第31号

松村参考人 エイズにつきましては、時間を追うごとにその理解が深まっていっておるわけでございまして、今委員の御指摘加熱製剤承認時ではどうだったか、こういうことでございます。  承認時、感染率というものが私には当時よくはっきりわかっておらなかったと思います。それを抗体陽性率というふうなもので考えた場合どうだったかというふうに考えてみるわけですけれども、このときには、まだ抗体検査というものが非常

松村明仁

1996-07-12 第136回国会 衆議院 厚生委員会 第31号

松村参考人 まず、委員長の御質問にお答えをいたします前に、委員長の御許可がいただければ一言発言をさせていただきたいと思います。  血友病の皆様の中で、不幸にしてエイズにより既にお亡くなりになられました方々、また現在エイズウイルス感染を受けて闘病生活を続けられておられる方々、さらにその御家族の方々に対し、心から御同情とお見舞いを申し上げます。  私は、当時の行政担当者の一人といたしまして、最大限

松村明仁

1996-06-18 第136回国会 衆議院 厚生委員会 第30号

松村政府委員 当該症例につきましては、単純ヘルペスそれからカンジダ感染症のほか、著しい疲労感リンパ節の腫脹、関節痛筋肉痛血小板減少を示したこと、さらにリンパ球検査免疫機能の低下が見られたこと、それからウイルス学的検査エイズウイルスに対する抗体陽性であったこと等の医学所見を示しておりました。このため、当時の「AIDS臨床診断手引き」、「AIDS免疫学的診断手引き」及びエイズに関する

松村明仁

1996-06-18 第136回国会 衆議院 厚生委員会 第30号

松村政府委員 私ども厚生省塩川委員長からお話を伺った結果によれば、このプロジェクトに回答されたとおり、六十年の二月ごろに感染症対策課長帝京大学症例取り扱い相談した、こういうふうな御回答でございました。  これに対しまして、私ども厚生省において、当時の感染症対策課長からお話を聞いた結果によりますと、塩川委員長からいわゆる帝京大学症例取り扱いについて相談を受けたというのは、昭和六十年の三月二十一日付

松村明仁

1996-06-18 第136回国会 衆議院 厚生委員会 第30号

松村政府委員 帝京大症例につきましては、今御指摘のように、五十八年の六月にエイズ疑似症例とされたところでございます。  また一方、五十九年の九月に、保健医療局エイズ調査検討委員会というものが設置されました。このとき、エイズのサ;ベイランスということを行うことにいたしまして、これは都道府県から厚生省に提出されたエイズサーベイランス調査票に基づいて検討を行う、こういうことになったわけでございます

松村明仁

1996-06-17 第136回国会 参議院 厚生委員会薬害エイズ問題に関する小委員会 第5号

政府委員松村明仁君) 血液製剤によりますHIV感染者からの二次あるいは三次の感染者医療費自己負担の問題でございますが、これにつきましては、患者方々を含めた関係者の御意見を踏まえて鋭意準備を進めているところでございます。  具体的に申し上げますと、本年七月一日から、抗ウイルス剤投与等エイズ治療が必要となった方について、血友病患者と同様、高額医療費特例措置を講じまして、医療保険自己負担限度額

松村明仁

1996-06-17 第136回国会 参議院 厚生委員会薬害エイズ問題に関する小委員会 第5号

政府委員松村明仁君) エイズ拠点病院につきましては、平成八年の六月十三日現在、全国で二百八医療機関選定をされております。病院名公表につきましては、四月五日付の保健医療局長通知におきまして、「エイズ治療における患者等受入れ医療機関名の周知について」という通知を出しまして公表を促すとともに、患者が利用可能となるよう、現時点では非公表という都道府県対応であっても、少なくともその都道府県内における

松村明仁

1996-06-17 第136回国会 参議院 厚生委員会薬害エイズ問題に関する小委員会 第5号

政府委員松村明仁君) エイズ訴訟和解におきます恒久対策におきまして、エイズ医療を総合的、一体的に推進するために、国立国際医療センター病院内にエイズ治療研究開発センター、これは仮称でございますが、これを設置することとしております。そこで行われますことは、診療体制整備研究体制整備、それから研修情報等体制整備、こういった問題があるわけでございますが、これらにつきましてはこれまで患者団体

松村明仁

1996-06-13 第136回国会 参議院 厚生委員会 第19号

政府委員松村明仁君) 進捗状況について私の方から御説明を申し上げます。  エイズ訴訟和解におきます恒久対策において、エイズ医療を総合的、一体的に推進するということで、国立国際医療センターエイズ治療研究開発センターを設置することとしております。ここでは必要な専門病棟整備でございますとか専門外来、あるいは臨床研究情報等体制を整えていこうということで現在一生懸命検討を行って、その早期実現に努

松村明仁

1996-06-13 第136回国会 参議院 厚生委員会 第19号

政府委員松村明仁君) 医薬分業推進は、医薬品の適正な使用を図る上で重要なことと認識をしております。したがいまして、国立病院におきましても平成元年度より院外処方せん発行推進を図る、こういうことで、その具体的な方法といたしまして、当時はモデル病院を三十七選びました。現在は三十八になっておりますけれども、こういったモデル病院中心院外処方せん発行推進を図ってまいりました。  今、委員も御指摘

松村明仁

1996-06-06 第136回国会 参議院 厚生委員会 第17号

政府委員松村明仁君) 国立病院特別会計の中の主な研究費ということで、私ども大型研究費とこういうふうに申しておりますが、これは現在、がん循環器病精神神経疾患国際医療小児医療長寿医療、この六つの大型研究費予算措置されております。これらの研究は国として特に推進すべき医療に不可欠だ、こういうことで、今、委員も御指摘のように、がんセンターみたいなナショナルセンター中心となってこの研究費

松村明仁

1996-06-06 第136回国会 参議院 厚生委員会 第17号

政府委員松村明仁君) 特定疾患治療研究事業は大きく分けて二つあるわけでございますが、特定疾患治療研究事業というものが平成八年度で約百四十七億円でございまして、前年度と比較して約十億円増加をしております。また、特定疾患調査研究事業、主として研究を進める事業でございますが、こちらは平成八年度で約十五億円でございます。したがいまして、両事業を合わせて特定疾患研究費ということになりますが、両事業

松村明仁

1996-05-31 第136回国会 衆議院 厚生委員会 第23号

松村政府委員 御指摘議事メモでございますけれども、これは、昭和五十九年の九月に保健医療局長私的諮問機関として設置されましたエイズ調査検討委員会の第二回の委員会において、栗村教授による抗体検査の結果が報告されたこと等が記載された議事メモでございます。  エイズ調査検討委員会関係資料は、いろいろ患者さんのプライバシーというような問題もあるもので、同委員会が非公開とされてきたことから、従来、公開は

松村明仁

1996-05-31 第136回国会 衆議院 厚生委員会 第23号

松村政府委員 エイズ拠点病院名は、地域医療機関に周知いたしますとともに、エイズ患者にも明らかにすることが望ましい、当然のことでございます。  かねてより厚生省といたしましては、拠点病院公表について、各都道府県を通じて強くお願いをしておるところでございます。四月十二日に、各県の拠点病院長の会をいたしました。さらに、五月二十二日には担当者の会もいたしました。こういったことをいたしまして、この四月以降

松村明仁

1996-05-30 第136回国会 衆議院 決算委員会第二分科会 第1号

松村政府委員 病名の問題でございますが、私どももちょっと調べたわけなのですが、インスリン依存型の糖尿病インスリン依存糖尿病という名称は、我が国だけでなくて、これは世界的にもこういう名前で定着しておるというような感じがいたします。  しかし、今委員指摘のようないろいろな問題もあるということでございますので、私ども、学会というか学問の世界について直接行政が立ち入るというのはなかなか難しい面もあると

松村明仁

1996-05-30 第136回国会 衆議院 決算委員会第二分科会 第1号

松村政府委員 現在糖尿病は、インスリン依存糖尿病インスリン依存糖尿病の二つに分類をされておると言われております。  まず、インスリン依存糖尿病と申しますのは、免疫異常等によりまして膵臓のインスリンをつくる細胞が破壊されまして、インスリン分泌量がほとんど枯渇する、こういうことで糖尿病を発症するものでございまして、どちらかというと子供さんというか若い方に多く見られまして、日本では糖尿病と言われる

松村明仁

1996-05-30 第136回国会 衆議院 決算委員会第二分科会 第1号

松村政府委員 厚生省分野におきます臨床心理技術者、こういった方々の仕事の重要性というか比重というか、これが年々高まっておる、こういうことについては御指摘のとおりでございます。  今、私ども分野でどういうところに働いておられるかと申しますと、精神科医療機関でございますとか児童相談所、その他さまざまな場所でこれらの新しい技術を持った方々が働いていらっしゃる、こういう状況でございます。  それで、

松村明仁

1996-05-30 第136回国会 参議院 厚生委員会 第15号

政府委員松村明仁君) 血液凝固因子製剤によります血友病以外の患者さんに使用されたケースにつきましては、この問題の重要性を考慮いたしまして、その実態を確実に把握するということで、現在、血液製剤が納入されました医療機関に対して詳細な調査を依頼しているところでございます。現在、調査は続行中でございまして、今、続々とというか、報告が返ってきておるところでございまして、まだ最終的な集計には至っておりません

松村明仁

1996-05-24 第136回国会 衆議院 厚生委員会 第20号

松村政府委員 最近の画期的な研究成果ということでございますが、具体的に申し上げると、例えばB型肝炎あるいはC型肝炎では原因ウイルスが発見をされた、さらに、今までよくわからなかった疾病として、例えばレックリングハウゼンあるいは後縦靱帯骨化症というようなものがあったわけですが、遺伝子の異常でこういう疾病が発生するというようなことが判明をいたしまして、今後の根本的治療開発等につながるものとして期待をしております

松村明仁

1996-05-24 第136回国会 衆議院 厚生委員会 第20号

松村政府委員 一九八五年から八七年にかけて、塩川先生研究費のうち班員にどのように配分されたかということですが、私ども調査をしたわけでございますけれども研究事業実績報告内容については、書類の保存期間が経過していることなども関係しているのかもしれませんが、現在、残念ながら確認できないというところでございます。

松村明仁

1996-05-08 第136回国会 参議院 予算委員会 第18号

政府委員松村明仁君) 拠点病院公表でございますが、平成八年四月二十六日現在、全国で百八十九の医療機関選定されております。このうち、十六都道府県七十七の医療機関においてその機関名公表しておるところでございます。  もとより、拠点病院公表ということは私どもも常に関係機関に働きかけているところでございますが、本年の四月十二日に都道府県エイズ拠点病院等緊急連絡会議というものを持ちました。ここで未公表

松村明仁

1996-05-08 第136回国会 参議院 予算委員会 第18号

政府委員松村明仁君) エイズ訴訟和解におきます恒久対策におきまして、エイズ医療を総合的、一体的に推進いたしますために、国立国際医療センター病院エイズ治療研究開発センター、これは仮称でございますが、これを設置することとしておりまして、現在、国立国際医療センター作業委員会を設けまして次のようなことを検討しておるところでございます。  まず、感染症治療に必要な専門病棟整備、それから専門外来

松村明仁

1996-05-07 第136回国会 参議院 厚生委員会 第13号

政府委員松村明仁君) 精神医療施策につきまして二次医療圏単位整備を図るべきではないかということでございますが、精神医療につきましてはこれまでどうしても入院治療中心で行われてきたことがございます。  そこで、都道府県におきましては、都道府県全域一つ単位と、いわゆる三次医療圏の中でこの精神医療供給体制というものを考えてきたわけでありますが、今御指摘のように、最近では精神医療技術的な進歩

松村明仁

1996-05-07 第136回国会 参議院 厚生委員会 第13号

政府委員松村明仁君) 精神障害者保健福祉施策は確かに、今、委員指摘のように、これまでは都道府県中心に取り組まれてきたと言わざるを得ないと思います。  これにはいろいろ理由もあることだと思いますが、精神障害者に対する対応医療中心として技術的専門性というものが高いというようなことも一つ原因ではなかったかなと考えておるところでございますが、今後障害者プラン推進いたしまして地域での生活支援

松村明仁

1996-05-07 第136回国会 参議院 厚生委員会 第13号

政府委員松村明仁君) 今回の障害者プランの中で精神障害者社会復帰促進ということは重要な柱になっておりまして、ともに暮らせる社会づくりということで精神障害者もこのプランの中の重要な柱であることは御存じのとおりでございます。  そこで、具体的にどのようなプランを考えておるのかということでございますが、今回の障害者プランでは、精神障害者地域の中でともに生活を送れますように、社会復帰施設やグループホーム

松村明仁

1996-04-26 第136回国会 参議院 厚生委員会 第11号

政府委員松村明仁君) 私ども厚生省といたしましても、国立病院療養所におきます労使関係健全化ということは重要なことだと認識をしておるところでございます。  そこで、平成四年の七月でございますが、内部の組織も少しく変更をいたしまして職員厚生課というものを設置いたしました。以来、この課の中で職員団体との間におきます適正な労使関係の構築に力を注いでおるところでございます。  具体的な状況を申し上げますと

松村明仁

1996-04-26 第136回国会 参議院 厚生委員会 第11号

政府委員松村明仁君) これまで再編成進捗がはかばかしくなかった理由といたしまして、その背景というか基礎には残念ながら厚生省努力不足、我々の努力不足ということがあったことは認めざるを得ないわけでありますけれども、それにいたしましても、まず計画を発表した後、病院が立地しております地元自治体等の御理解がなかなか得られなかったということがあろうかと思います。また、適当な引受先が得られなかった、こういうこともあろうかと

松村明仁

1996-04-26 第136回国会 参議院 厚生委員会 第11号

政府委員松村明仁君) 国立病院療養所の再編成は、昭和六十一年に全体計画策定いたしまして、以来十年が経過したところでございます。この間、国立病院等の再編成に伴う特別措置に関する法律、こういったものを適用するなど各種支援措置を講じてまいりましたけれども、残念ながらその進捗ははかばかしくないと言わざるを得ません。  また一方で、地域におきましては医療計画策定を通じ医療供給体制拡充が図られてまいっております

松村明仁

1996-04-24 第136回国会 参議院 予算委員会 第13号

政府委員松村明仁君) 八四年度になりますと、昭和五十九年でございますが、九月二十日でございますか、AIDS調査検討委員会というものを設置いたしまして、医療機関の協力を得ましてエイズの疑いのある方の調査を開始いたしました。このAIDS調査検討委員会と申しますものは昭和六十一年十二月にエイズサーベイランス委員会というふうに名前を変えまして、現在に至るまで継続的に患者等把握、こういったことを行っております

松村明仁

1996-04-24 第136回国会 参議院 予算委員会 第13号

政府委員松村明仁君) 既に業務局から公表されました資料によれば、帝京大症例が否定されました第二回の班会議において、全国の主要な百十六の医療機関に対し追跡的に疑わしい症例報告を依頼することといたしまして、続く第三回の会議におきましても、新たに報告された二症例を含みます四症例検討がされたと考えられております。さらに、第三回会議以降もエイズが疑われる症例把握に努めることとされたと、このように私ども

松村明仁

1996-04-24 第136回国会 参議院 予算委員会 第13号

政府委員松村明仁君) 我が国におきます最初のエイズ診断基準というものは、形が整ったということでは昭和五十九年三月に後天性免疫不全症候群実態把握に関する研究班によりまして、AIDS臨床診断手引き、それからAIDS免疫学的診断手引き、こういう形でまとめられたものがございます。したがいまして、昭和五十八年当時のことだと思うんですが、当時は皆さんが納得された上で決められたような日本独自の診断基準

松村明仁

1996-04-17 第136回国会 衆議院 厚生委員会 第10号

松村政府委員 感染症対策として、情報収集するということは最も大事なことだと思っております。  それで、感染症と一口に申しましても、非常にいろいろの種類がございます。今委員指摘のような伝染病、あるいはその伝染病の中でも法定伝染病あるいは届け出伝染病、こういったものは、古くから、情報は届け出るということで情報の管理というか収集が法的にも図られるようになっておるわけでございますが、そのほか、いろいろ

松村明仁

1996-04-10 第136回国会 衆議院 厚生委員会 第8号

松村政府委員 再編成が進まなかった理由でございますが、基本的といいましょうか、バックグラウンドには我々厚生省努力不足ということがあるのでありましょうが、実際に見られた現象としては、地元自治体皆さんを初め地元方々にこの国立病院の再編成の本意というところがなかなか理解が得られなかった、こういうことがあろうかと思います。それから、具体的に適当な引き取り先が得られなかったこと。それから、先ほども

松村明仁

1996-04-10 第136回国会 衆議院 厚生委員会 第8号

松村政府委員 再編成と申しますのは、地方自治体を初めいろいろな方々国立病院の移譲、できるところはお譲りしていくというようなこともございますし、また、これは統合するというようなこともございます。そういうことで、とにかく相手があることでございまして、なかなか現時点において完了時期を具体的に見込むことは困難ではないか、こう思っております。そういうところからいたしましても、再編成特別措置法の改正を行いまして

松村明仁

1996-04-10 第136回国会 衆議院 厚生委員会 第8号

松村政府委員 国立病院療養所の再編成は、昭和六十一年に全体計画策定いたしまして、以来十年が経過いたしました。この間、国立病院等の再編成に伴う特別措置に関する法律を適用するなどいろいろな努力をしてきたところでございますが、御指摘のように、残念ながら進捗ははかばかしくないというところであります。また一方におきましては、地域にあっては、医療計画策定を通じまして医療供給体制拡充が図られてまいりました

松村明仁

1996-04-04 第136回国会 参議院 厚生委員会 第6号

政府委員松村明仁君) 公益法人設立許可に除しましては、設立後の当該法人事業が真に公益に資するものとなりますようにいろんな観点から検討をし、審査を十分しているものでございます。  御指摘法人は、血友病に関する研究推進を主な目的といたします法人でございまして、血友病についての研究が進むということはこれは望ましいことでございますから、目的及び事業内容公益性事業活動遂行のための基本財産確保等

松村明仁

1996-04-04 第136回国会 参議院 厚生委員会 第6号

政府委員松村明仁君) エイズ患者感染者方々が安心して医療を受けられる体制整備することは極めて重要なことであると考えております。  このため、エイズ治療臨床研究情報収集とこれを提供すること、あるいはまた関係する職員方々研修を担うエイズ治療研究開発センター、これは仮称でございますが、これを国立国際医療センター病院に設置いたしますとともに、基礎研究を担う国立予防衛生研究所エイズ

松村明仁

1996-03-26 第136回国会 参議院 厚生委員会 第4号

政府委員松村明仁君) ハンセン病に対します理解促進、あるいは入所者方々の開放的な療養生活が実現されるためには、地域社会において受け入れられることが極めて重要であると考えておるところでございます。  このため、厚生省といたしましても、らい予防法廃止を契機といたしまして、従来の取り組みに加えまして、ただいま御審議いただいております平成八年度予算におきましても前年度に比べまして相当予算額をふやさせていただいて

松村明仁

1996-03-26 第136回国会 参議院 厚生委員会 第4号

政府委員松村明仁君) 社会復帰を希望される方に対する支援対策といたしましては、従来より、退所された後の生活不安等を少しでも解消していただくために、医療、老後、就職等につきまして助言、指導を行う相談事業、こういうものを実施させていただいております。また、自立助長のために、社会復帰の希望のある方に対しては各種職業指導及び就労に必要な資金の援助というようなことを実施してきているところでございます。

松村明仁

1996-03-26 第136回国会 参議院 厚生委員会 第4号

政府委員松村明仁君) らい予防法廃止に伴いまして、今後新規に発生する患者さんをどのように治療していくかということでございますが、ハンセン病は今や一般疾病、こういうことで対応できる、そういうことになったわけでございますので一般疾病として一般医療機関で原則的には治療をしていただく、こういうことになるかと思います。したがいまして、当然のことではございますけれども一般疾病として保険診療の対象

松村明仁

1996-03-25 第136回国会 衆議院 厚生委員会 第6号

松村政府委員 従来のハンセンの病床につきましては、一般に開放されているという状況ではございませんから、医療計画の中の既存病床数に算定するというのは適当ではない、こんなふうに考えておりまして、そういったことから考えると、ベッド数が減少するのに伴ってハンセン病療養所ベッド数が必要以上に減らされるということはないと思います。

松村明仁

1996-03-25 第136回国会 衆議院 厚生委員会 第6号

松村政府委員 国立ハンセン病療養所におきます職員充足確保につきましては、ちょっと数字を申し上げますが、平成八年一月一日現在、定員三千百十四名に対しまして現員が三千九十五名でございます。これを充足率で申し上げますと、九九・四%となっているところであります。また、賃金職員の御指摘もございましたが、賃金職員充足確保につきまして、また数字を申し上げますが、平成八年一月一日現在、定員千百四十四名に対し現員九百十九名

松村明仁

1996-03-25 第136回国会 衆議院 厚生委員会 第6号

松村政府委員 御指摘患者給与金でございますが、これは、入所者日常生活の需要を満たすために入所者に対して支給されております国民年金障害一級相当、金額を申し上げますと月額八万一千八百二十五円でございますが、これ相当の給付でございます。療養所内入所者の所得の水準の公平化を図る観点から、年金受給者につきましては、その年金額との差額を給付しているものでございます。  このように、患者給与金は、障害

松村明仁

1996-03-14 第136回国会 参議院 厚生委員会 第3号

政府委員松村明仁君) エイズ診療の基本的なあり方につきましては、どこの医療機関でもその医療機関の持っておられる機能に応じましてエイズ患者感染者を受け入れていただくことであると考えております。  このため、厚生省といたしましては、今、委員指摘のように、全国エイズ治療中心的な役割を果たしていただく病院として拠点病院整備に努めているところでございますが、本年の二月末をもちましてすべての都道府県

松村明仁

1996-03-13 第136回国会 衆議院 厚生委員会 第5号

松村政府委員 拠点病院実態調査でございますが、私どももこれまで、全国都道府県拠点病院選定していただく、まずはその全都道府県選定をしていただくというところで努力をしてきたわけでございますが、各方面の御努力によりまして、二月の末でこれが可能になりました。今後は、今御指摘のような拠点病院質的向上という問題になっていくわけでございますが、残念ながら、拠点病院の全部の実態をまとめて調査したというものは

松村明仁